皆さんは、観光名所といわれる『白浜の三段壁』をご存じでしょうか?
下の方に洞窟があり、なんとか水軍とかいう海賊かなにかのアジトがあったといわれてる所なんですけどね。
で、本題。
その話をしてくれた知人と同じ場所でバイトしている、自称霊感が強いと言う女の子がいました。
その子の体験談です。
まぁ、その子(A嬢)、いわゆるヤンキーと言われるタイプの子でして、そのA嬢と彼氏(A氏)、A嬢の友人のB嬢と彼氏(B氏)の四人で、ある悪戯を思いつきました。
その悪戯ってのが、自殺の名所ってか飛び降り場所に靴を脱いで並んで立って、そこを通る観光客を脅かそうというものでした。
結果は成功。
場所が場所だけに、幽霊を見たと思い逃げる人、目をそらして足早で通り過ぎる人等。
その成果に4人は満足し、A嬢カップルとB嬢カップルは、交代で人を驚かせて楽しんでいたそうです。
そうこうしている内に、時間で21時過ぎくらいですかね。
A嬢とA氏が茂みに隠れ様子を見る、B嬢とB氏で飛び降り場所に立つ、という時にそれは起こりました。
それは、浴衣を着た中年の男性でした。
暗くて顔は分かりにくい状態でしたが、その男性はおそらく怒りの表情で二人に近寄り、平手打ち(ビンタっすね)をかました後、安易に自殺に走る若者にひとしきり説教した後、帰っていきました。
とまぁ、ここまでは良くある話でしょうが、問題は、その中年男性を見たのはB嬢とB氏だけでした。
茂みに隠れていたA氏にはそれが見えず、B嬢とB氏が何をしているのかと首をかしげていたそうです。
霊感があるらしいA嬢にはその男性がうっすらと見えていて、その男性が去る際、こちらを一瞥してそのまま闇に消えていったそうです。
(引用:http://kowaitaiken.blog.jp/archives/1006565894.html)
パトロールの効果で自殺者の増加に歯止めはかかったが、いまも自殺者は後を絶たない。
関係者は「パトロールはあくまで水際作戦。抜本的な対策が不可欠という思いは強まるばかり」と話し、
問題の深刻さを口にする。
三段壁は高さ50、60メートルの岩壁が海に直立する景勝地。
一方で、「自殺の名所」として紹介されることも多い。
白浜署がまとめた三段壁での自殺取扱者数は2006年11人、07年9人だったが、08年は21人と急増した。
増加を食い止めようと白浜町と県、白浜署、NPO白浜レスキューネットワーク(白浜町)が09年2月4日、
初の合同パトロールを実施した。以後、毎週2回、夕方に行っている。
町の集計では09年2月~10年3月に99回・延べ875人、10年4月~11年1月は67回・同384人が参加した。
パトロール専用車両を導入した10年2月からは千畳敷や鴨居方面も回っている。
この結果、09年、10年の自殺取扱者数は各10人となり、08年に比べて半減した。
白浜署が保護した人は、署独自の活動によるものも含めると09年51人、10年48人。08年は32人だった。
合同パトロール中に保護した人の数に関する記録はないが「2年間で10人以上は確実だ」(白浜町)という。
保護した後のことについては関係機関が本人と話し合っているが、当面、帰る場所がない人には同ネットワークが
すべて応対。
ネットワークの世話を受けて共同生活しながら就職活動をし、自立を目指している。
同ネットワークが10年に保護した人は93人。独自の活動による保護のほか合同パトロール、行政・警察の紹介で
保護した人も含んでいる。
このうち58人が最終的に帰宅し、25人が自立した。
しかし、共同生活になじめないなどの理由で保護施設を自主退所した人もいるという。
パトロールに参加している町職員は「巡回中にも保護しており、一定の成果は出ていると思う。でも、大事なのは
保護した後のフォロー。町役場としてどこまで取り組めるのかという点で課題は多い。巡回できていない曜日、
時間帯への対策も課題だが、いまのパトロールだけで手いっぱい」と苦悩している。
同ネットワークの藤藪庸一理事長は「近年、相談や保護件数が増え、それらの対応に追われる状況。当面は行政側で
パトロールを受け持っていただき、わたしたちは一時保護に関連する活動に専念できるようになればありがたい」
と話している。
▼AGARA紀伊民報 [2011年02月02日更新]
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=204875
ビルの飛び降りよりできそうやよ。