81: 本当にあった怖い名無し 2015/06/03(水) 11:46:32.01 et
高校の修学旅行で京都行ったんだけど
ぼっちだったから自由時間に一人で京都をぶらぶらした
京都におばちゃんいるから夕方遊びに行くねって電話しておいた
どこかも分からず京都をぶらぶらして、川を渡ると突然開けたバラックの数々
「俺たちも生きてる」とかそんな感じの看板が出まくってて
何故か楽しくなってその周辺を探索した
川沿いにゴミは散らばり、何故か人はコソコソしている
昼頃でハラが減って、定食屋のようなところに入ってそばを食べた
量は多いし、関東人には馴染みのない味で美味しいし、何より嘘みたく安いわで
非常に満足したけれど、トイレに「チュウシャキすてるな」って張り紙があってゾッとした
おばちゃんちに着いて、少し興奮しながらその話をすると
普段おっとりニコニコしてるイメージだったおばちゃんが
悪鬼のような表情になって「あんなとこで何食うたん?毒やで!吐き、はよ吐き!」
と掴みかかってきて口の中に指つっこまれて吐かせようとさせられた
怖くなっておばちゃんに、ごめんよごめんよもう二度と行かないから
と懇願して許してもらうと、急にいつもの顔になったおばちゃんが
京都の美味しいものを食べに行こう、とご飯を食べに行った
家に帰って京都生まれの父にその話をすると、しかめっ面で
もうそこには行っちゃいけないよ、と優しく言われた
今思えばあそこがアレだったんだなあ、と思う