924: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/11/24(日) 15:01:29.11
高校1年の夏に、友達Aに誘われて、A親とAと俺の3人で九十九里浜の海辺の別荘に泊まった。
2日目の夜21時ごろ、一晩中ゲームをする約束だったのに、Aが先に寝落ちしてしまった。
まったく眠気がなかったので。暇をもてあまして、「散歩に行ってきます。」とA親に伝えた。
「どこ行くの?」と聞かれたので、砂浜のほうにと言ったら、「暴走族には気をつけてね。」といわれてとりあえず懐中電灯を持って、出かけた。A家の別荘と広い車道を隔てて駐車場、砂浜とあるのだが、その駐車場近くににある小山の上で風にでも当たろうかと思って向かっていった。
車道沿いに歩いていると、波の音がとても大きくよく響いて、暗さ相まって自然は怖いなーなんて思ってた。
車道のトンネルを抜けると、街灯がそこからなくなった。
まったく眠気がなかったので。暇をもてあまして、「散歩に行ってきます。」とA親に伝えた。
「どこ行くの?」と聞かれたので、砂浜のほうにと言ったら、「暴走族には気をつけてね。」といわれてとりあえず懐中電灯を持って、出かけた。A家の別荘と広い車道を隔てて駐車場、砂浜とあるのだが、その駐車場近くににある小山の上で風にでも当たろうかと思って向かっていった。
車道沿いに歩いていると、波の音がとても大きくよく響いて、暗さ相まって自然は怖いなーなんて思ってた。
車道のトンネルを抜けると、街灯がそこからなくなった。
都会育ちだった俺はビビりつつも懐中電灯をつけて小山に向かっていたが、その日は月のない夜で、懐中電灯の明りも心細いものだった。
広い駐車場を歩いていると、10m先の地面もまともにみえず、すぐ先の小山の輪郭も見えなかったのでビビって道を引き返そうとした、
その時、一台の白塗りの車が砂浜にぬけて行くのが見えた。
人の気配を感じたおかげで少し気持ちも落ち着いて、改めて砂浜を散歩しようかと思い、そちらに向かった。
925: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/11/24(日) 15:02:08.69
砂浜をしばらく歩いているとさっき通った車のタイヤの跡があった。
それで、自分と30mほど離れた波打ち際を、俺が来た方向に歩いていく白い服の女性を見つけた。
その近くには、おそらくさっき通った白塗りの車が止めてあり、俺と同じく散歩に来た人かな?
ぼーっとそんなこと考えてライトを当て続けていた自分に気づき、あわててそらした。
そして、気づいた。なぜこんな暗いのにライトも持たずに波打ち際を歩いているんだ?と
海は真っ暗だ。
九十九里浜は波が強い、危ないんじゃないか?もしてかして入水自殺?と思い、その女性のほうへ歩いていった、その時、
ブォォン・・・と、音がしたほうを振り向くと一台の車が俺が来た方向に走っていくのを見た。
それで、自分と30mほど離れた波打ち際を、俺が来た方向に歩いていく白い服の女性を見つけた。
その近くには、おそらくさっき通った白塗りの車が止めてあり、俺と同じく散歩に来た人かな?
ぼーっとそんなこと考えてライトを当て続けていた自分に気づき、あわててそらした。
そして、気づいた。なぜこんな暗いのにライトも持たずに波打ち際を歩いているんだ?と
海は真っ暗だ。
九十九里浜は波が強い、危ないんじゃないか?もしてかして入水自殺?と思い、その女性のほうへ歩いていった、その時、
ブォォン・・・と、音がしたほうを振り向くと一台の車が俺が来た方向に走っていくのを見た。
ここらへんは人気の割に車が通るのかと再び振り返ったとき、その女性は姿を消していた。
一気に心臓が跳ねた。しばらくその場で放心していたが、白塗りの車のほうに歩いていくと、
それは車ではなく白の用具入れだった。
冷や汗もぶわっと出てきた。
さっきのは見間違えか、それとも本当に入水してしまったのか。
とりあえずさっきと同じように元来た道を歩くと、確かに白い服の女性と見間違えるようなものはなく、
真っ暗な海だけがあった。そこで恐怖心は限界を迎え、本気のダッシュで友達の別荘へ逃げて帰った。
帰って、A親にその話をすると、小馬鹿にされたが、鮮明に覚えており、長時間自己催眠陥ってたとは考えにくい、
あの時見たのは、女性が入水自殺をした瞬間なのか、それとも、他の何かなのか・・・・・・。