中学生のころ、修学旅行で九州に行ったんだ。
中学生のころ、修学旅行で九州に行ったんだ。
まぁ、クラスメイト同士で長崎原爆館とかグラバー園
行って、楽しかった。
そんで、有名なA山があるとこの県のホテルに泊まることになったんだ。
俺のとこの部屋はA、B、C、Dと五人いてそれでも部屋が
広く感じた。小学生以来の友達同士でのお泊りでテンションが
高かった俺らは、
A「このトイレ怖くね?wwww」
とか
俺「うはwwドアがオートロックwwww」
とか
C「このふすま薄気味わりぃwwwww」
ってなっていた。
俺はなぜかこのふすまの中は「怖い」って感じた
もう理屈じゃなくて、とにかく「怖い」って感じてた。
だけど、Bの馬鹿が
B「うぇーいww」サスッ
ふすまをあけた。あけちゃった。
まぁ、布団が畳まれ重なっていただけだった。
すると、Aが
「記念に写真撮ろうぜwww」
って部屋の隅々まで写真を撮ってた。
その間俺は毛布くるまって開いたままのふすまを
ずっと見つめていた。
ふと、Aがふすまの中をパシャパシャ撮り始めた。
やばい!ってなった俺はAからカメラを取り上げた。
もうね、無理やり奪った感じ。でもAは抵抗しなかった。
ほかのみんなは、どうしたの?って感じで集まってきたから
俺「み、みんなで撮った写真見ようぜ!」
ってごまかした。
そんで、Aの撮った写真をみんなで見ていたんだけど、
オーブ?ってのが部屋一面に広がっていた。
みんなオーブは知っていたみたいで、なんだよこれ
って状態だった。
まぁ、写真を次へ次へ見ていくとふすまの画像が出てきた。
率直に言うと
顔があった。一つや二つじゃない。
十何個かの顔。怒ってるとか、笑っているとかじゃない。
みんな虚ろっていうか、真顔っていうような表情。
ここで、みんなパニクった。
D「なんだよこれ!?撮ったのAだろ?ふざけんな!」
と、DがAに掴み掛かった。でも、Aは自分は何もしていない。
ただ撮っていただけだ。と言っていた。
俺からしても、Aは撮っていただけだった。別にふすまに細工
のようなものはしていなかった。
そこで、Bが先生を呼んできた。わがクラスの頼れる担任G先生だ
「消せ」
写真を見た瞬間先生はこう言い放った。部屋に入って
事前にBから聞いていた画像を見た瞬間だった。
俺は確かに怖い写真ではあるが、初めて撮れた心霊写真。
初めて体験する心霊体験。霊は実在するという自分の好奇心を
満たしてくれるこの画像を消したくはなかった。
だから、G先生には消しておきますといってAにお願いして
カメラのメモリーカードを借りることにした。家に持ち帰って
じっくり見たかったんだ。たぶんこれがいけなかったんだろう・・・
もう就寝時刻になっていた。俺たち五人は怖さからみんな並んで川の字で
寝た。ベッドはダブルベッドサイズのベッドが二つあったのでそれを並べて
寝ると子供5人でちょうどいいくらいだった。俺はポジション的にちょうど
真ん中。端っこが嫌いな俺を考慮してくれて真ん中になれた。
みんな疲れもあってすぐに寝た。なんていうか、ほんとに何も音が鳴らないと
逆に無音って音が聞こえるくらいだった。まぁ、俺もすぐに寝つけた。
朝起きると、俺は目を疑った。
俺だけ地面に落ちている。
なんで?え?ってなっていた。
このポジション的に地面に落ちるのは端の二人くらいだ。
真ん中にいた俺が落ちるには足を引っ張って落とすしかない。
でも誰も引っ張っていない。一応寝相はいいほうだ。
そして、もう一つ目を疑った。閉めたはずの、あれだけ警戒していたはずの
ふすまが開いていた。全開で。
書き溜めてたからあっという間におわたww
初めて自分の体験を書き綴ったんだけど
まとまりもなく、稚拙な文章ですまん。
この体験のすぐあとメモリはAに断って捨てた。