昔、新宿の伊勢丹デパートでバイトしていた時の本当の話。
仕事を終えてJR新宿駅に向かって歩いていたとき、 ちょうど映画館(コマ劇場のあるほうでなくて靖国通り沿いにあるほう。
1Fにウェンディーズがある)の裏手に差し掛かったところで、
ヒュンッ
と風を切る音が、俺の真後ろ、距離でいうと5センチくらいのところで、した。
そして、遅れて俺の右足のふくらはぎの後ろに鈍痛。
さらに数瞬遅れて、俺の周囲にガシャーン! ガシャーン! という
まるで、ビール瓶がアスファルトに当たって割れるような音・・・。
・・・まるで、じゃなくて、どこかのバカちんが
俺に向かってビールの空き瓶を投げつけやがったのね。
しかも、5、6本。
弾道が真上からだったから、おそらく、映画館のある雑居ビルの5Fくらいから 下で歩いていた俺を狙って投げつけたんだと思う。
ふくらはぎの後ろにビール瓶が直撃したのは、俺の脳天を狙っていたところを 「わずかに」狙いが外れたということらしい。
0.1秒でも歩くのが遅れていたら、脳天にビール瓶が直撃して死ぬところだったという
まぁありふれた話でした。
後で思い返して怖かったのは、ビール瓶が直撃して死んでたかもしれないことより、 その後、一人でこのビルに怒鳴り込んでいったこと(本当)だな・・・。
ヤクザとか●●人が出てきたら、俺どうするつもりだったんだろうね・・・。
>>660
乙。最高に怖かった
>>660
怖いというより、面白かったです。
読んでて、その場面が想像出来たから文章上手なんですよ。
>>660
> まぁありふれた話でした。
いや、ありふれてないから。w