親戚のおばさんのところって、絶対25歳以上生きられないんだよ(直接の血縁者が)
昔俺の田舎で実際にあった事なんだけど・・・
親戚のおばさんのところって、絶対25歳以上生きられないんだよ(直接の血縁者が)
おばさんは20の時に同い年で結婚して25までに子供を三人生んだが、おじさんの方は25歳の誕生日の日に亡くなった。
その後、その息子で従兄弟で同い年の奴と、ソイツの2つ下の長女ともう1つ下の次女がいたわけだが、妹は14の頃、盲腸で亡くなった。
同い年だったM君は22歳の時になぜか病院内で交通事故で亡くなった。
この一族はマジで25まで生きられず、今まで25になる前に子供を生んでなんとか生きながらえてきた家系だった。
このままでは血が絶えるという事でいろいろ調べた結果、青森のイタコを見つけ、そこに娘である次女を連れて向かうとイタコが凄い表情でこちらを見ていて
「こんなヤバイオーラは始めてみた…何かに取り付かれている こんな強力なものは私では無理」
と言い、すごくハイレベルな恐山の心霊医療の専門家を紹介してもらい、恐山に向かったらしい。
恐山に行った結果、家の倉の隣に魔が潜んでいる、すさまじい怨念を感じると言われた。
倉の隣には山みたいに地面を盛った所があったが、非常に強力な霊がいるということで彼女が紹介してくれた。
除霊の専門家に除霊をしてもらった所、その日の夜に倉と家が謎の出火で全焼。
除霊の人がコレはこの地方か地域に伝わる神の力を使わないと除霊できんということで、すぐ近くの先祖様のお墓のある稲荷神社に向かった。
するとなぜか神社の入り口の前に狐がいたそうなんだ(専門家共々非常に驚いたらしい)
その後、その狐はおばさんの家に向かっていき、その山みたいな地面の持ってあるのを掘ったらしいんだが、突然それが燃えたかと思うと、一気に崩れ、中から白骨死体が出てきたという…
狐はいつの間にかどこかへ消えていて、次女はそのシーンが
「平成狸合戦ぽんぽこで似たようなシーンがあるけど、そんな感じ」
と言っている。
もうその時すごい騒ぎで、警察沙汰になったらしいが、死体を調べたところ戦国時代の武士だったらしく、この地を攻めてきた人間だったらしいが、殺されてしまったらしい。
それでこの地域をうらんで呪っていたらしいが、家を近くに建ててしまったおばさんの家系が呪われたらしいんだ。
だが、おばさんの家系は昔からいろんな事に努力していて、狐を助けた事があるとか言っていて実際狐を崇拝している。
専門家が力を借りようとしてお願いをしにいった時に本当に助けてくれたらしい。
しかし、稲荷神社のお稲荷様はこの地域を治めていたので彼を許さず、何もない日にその墓石が壊されたり倒されたりがなんどもあった。
結果的にもう一度恐山へ行き、コイツはどこの出身かを聞いてみたらすこし北の地方の某所といわれた(この時骨を持っていった)
その時俺は着いていったんだが、どうもうさんくさいので信じられず自分で文献を調べたところ見事に的中していた…
結果的にその地域で葬られたのでその後は何事も無く過ごしていたわけだが。
こういうことが現実であるなんて思わなかったよ…
でも、この話には裏話があってな…俺、毎年その場所にガキの頃から行ってたらしいんだが。
母親曰くあの辺りで小さい頃何時も見えない誰かと会話してたって言うんだ。
そういえば俺、5歳頃にすげーやさしいおじさんとチャンバラごっこをよくしてたなと思ってたが。
最近あの時調べた文献を見てみると、俺の親父、というか俺の父方の先祖様はあの武士のいる地域周辺の武士の家系だった事を知った。
何かもう語るに語れない運命的なものかなんかがあるんじゃないかと思うと少し怖くなったが。
俺や親父は母方の実家の方や稲荷神社に行っても何もされてないのでどうやら二人は問題ないらしい。
おばさんにそんな事言ってたら専門家に調べてもらったらしいが。
小さい頃から稲荷神社でよく遊んでたのでお稲荷さんは別に俺らをとがめるような事はしなかったそうだ。
(別に神社で悪い事してなかったしね…油揚げをよくもっていった記憶がある)
フィクションのようだが、ちょっと表現が誇張されてる可能性もあるけど全て事実。
上のような事件以外にもこういう夏によくあるような怖い話にできるような事件もあるって事だね。
地域的なヒントを出すと、大晦日に狐ソバを絶対出す地域の話です。
以上、実際にあったニュースと似たような怖い話だそうで。