両手の指が何本 か足りない不動産屋のおっちゃんとか、精神科で処方してもらった
お薬を解説しながら 下着だけではしゃぎまくる40代のおばさんとかな、んかこのスレとは
別の意味で洒落にならない
人が一杯いる魔窟と言うイメージもあると思いますが、純粋にオカルトな話。
当時仕事をやめたばかりで暇をもてあましていた俺は、暇つぶしでニコ生をよく巡回していた。
そんな時に見つめた放送の一つに、自称現役JD(女子大生)が
怖い話を朗読すると言うのがあった。
別に美人でもないし、話がうまいって訳ではないんだけど、こんなスレに来ているお前らと
一緒で俺も怖い話は大好きだし、チョイスする怖い話が俺の好みにマッチしてると言うのも有って
俺はその放送の常連視聴者になっていた、恥ずかしながらコテハンも付けたり、話のリクエスト
なんかもしてた。
別に下心とかそういうのがあってとかそういんじゃないよ^p^
で、そんなある時にちょっと話が盛り上がってその放送の主と視聴者で百物語をやろうと言う企画
が立ち上がった。
その放送は主だけではなく、視聴者もスカイプで飛び入りで怖い話の朗読をしたりするようなことが
あったので、そのノリで常連を中心にノルマを何話か割り振って怖い話をするということになり、
俺もなぜか成り行きで数話ほど話すことになった。
正直俺はあんまり人前で話すのが得意なタイプではないし、声も不細工なのでボイスチェンジャー
を使うことにしたが、ちょっと不安でもありつつ結構興奮していたりもした。
他の話者とかぶったりしないように予備の話も含めて怖い話を選んだりしていると、あっという間に
百物語の当日はやってきた。
お前らの好きな、「リョウメンスクナ」とか「コトリバコ」系の話もあったよ。
俺と同じでボイスチェンジャー使って、面白ボイスになって笑いを誘うやつとか
稲川淳二のモノマネで話すやつとか、ガチで迫真の演技力で怖がらせる奴とかいてかなり
面白かったし怖かった、怪談ってのは語り手によってずい分と個性が出るもんだと感心したよ。
ちなみに俺の手番は、被らない様に怖い話を選択したらインパクトにかける話ばっかだったのと
俺ががちがちに緊張してたせいであんまり盛り上がってないのが伝わってきよ。
百物語も終盤になって、俺に三回目の手番が回ってきた。
用意してた話も被らないように予備まで準備してたのに全部被っちゃってかるくテンパっていた。
しかし、幼稚園の頃読んだ話で、とある理由でがっつり覚えてる話があったので
その話をすることにした。
簡単に話すと、とある地方で小学生の女の子が学校の帰りに車にひき逃げされた。
女の子が轢かれた衝撃で道路の下にある雑木林に落っこちてしまうのだげど、怪我で身動きは
出来ないものの
致命傷ではなく、その雑木林の中でで衰弱死するまで数日間生きたまま放置されてしまう。
しばらくして、その女の子が通っていた学校である日上履きを忘れてしまった別の女の子がいて、
たまたま衰弱死した女の子が置きっ放しにしていた上履きを勝手に借りて履いていってしまった。
その日の1時間目の授業中、上履きを借りた女の子は体中にかゆみを覚える。
しかもそれは段々と強いかゆみに変わって行き、ついには体中を掻き毟りながら教室の廊下を
転げ回る程のものになったいた。
当然授業は中断されて上履きを借りた女の子は運ばれていった。
さらにその後、雑木林で衰弱死した女の子の死体が発見された。
その体はあらゆる場所を虫に食われ、全身が醜くはれ上がっていた。、
さらには全身にひどく掻き毟った跡があって、つめには掻き毟られた皮膚が詰まっていた。
で、次の話が始まるまでの間に、これ自分の同級生の話ですよというコメントがあった。
そのコメントによると上履き借りていった女の子は病院に運ばれたがかゆみは引かずに
そのまま学校に戻ってくることもなく転校していったそうだ。
何回か遊んだことがあるこだったので一回お見舞い行ったそうだが、顔がはれ上がり両手は
自分の体をかいてきず付けないように分厚いミトンのようなものを付けていたと言う。
まあ、正直うそか本当か知らないがフォローしてくれてありがとうと言う気持ちだったよ。
その後もつつがなく進行してさ、放送主が最後の〆の数話を話してたんだけど
どこからともなく蚊が飛び回るような音がする、まあ夏だったから蚊ぐらい出るだろうと思って
無視してたんだけど(虫だけに)、段々うるさくなってくる。
ヘッドフォンをはずすと聞こえないから放送主のところに出たんだろうね。
放送主も蚊がうるさいねー、とかちょっとさされたかもカユイ、とか言い出していた。
実際に話しながらも体のあちこちをずい分痒そうだった、
でも自分が放送主だと言う責任感からか
最後の一話まできちんと話していたよ。
急に放送主が「かゆかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆかゆい」って連呼して
体中掻き毟りだした。
最初は盛り上げるためのえんぎかなー、とも思ったんだけどずっとそのまま掻き毟っててさ。
その放送はその後20分くらいの放送が途切れるまでずっとのた打ち回って体中を掻き毟ってたよ。
それが、その放送主をみた最後だった。
んだけど、つい最近また生放送を始めたみたいでさ、一回観てみた。
ぼろぼろの肌を終始掻きながら、訳のわからないことを延々としゃべってる
変わり果てた彼女がいたよ。
この手の人お約束の処方されてたお薬紹介もやってた。
正直彼女を見てかわいそうとかどうとか思うよりも前に、俺のところに来なくて良かったと
思ってしまったよ。