仏教に帰依した人間に善い生き方を勧めるよう、絵師に地獄を描かせた
死後(八大)地獄道に落ちたらどうなるか
地獄行きという罪を視覚的に強調させた、それが地獄絵
仏典の八大地獄の描写はホラーなれした現代人すら恐怖心を感じる
この地獄絵をみた当時の人はどう考えたのだろう
恐ろしい絵だが地獄絵に惹き付けられる人は多い
生き地獄には身近に遭ったと思うけどね。
日本では、平安時代に確立された地獄絵
飢饉や病、貧困に死の恐怖
今では治る多くの流行り病、撲滅した天然痘等・・・
>>3
現代に生きる自分たちも変らない生き地獄に晒されている
地獄の苦しみは形を変えて今だにある
生きていれば苦しみも楽しみもあるが、地獄に堕ちれば苦しみだけ永遠に・・・
一番怖いのは地獄より永遠かもしれない・・・・・
【八大地獄】
地獄の8つの形相のこと
八熱地獄ともいう。またこれとは別に八寒地獄があるとされる
地獄の構成について
地獄の様相は倶舎論の8と11、大智度論16、顕宗論12などに説かれ
恵心僧都源信の『往生要集』にも記される
地獄の種別やその位置は、経典により差異があるが
八大地獄、百三十六地獄、六万四千地獄など様々な地獄がある(wiki引用)
【倶舎論の説】
衆生が住む閻浮提の下、4万由旬を過ぎて最下層に【無間地獄】(むけんじごく)がある
その縦・広さ・深さは各2万由旬あり、その上の1万9千由旬の中
下から「大焦熱」・「焦熱」・「大叫喚」・「叫喚」・「衆合」・「黒縄」・「等活」
ググってたら【倶舎論の説】の他にも色々説があって地獄も面倒臭い
責苦の仕方も調べてると面白かった
wikiまかせだけど書いておく!もうSM世界
>>16
気のせいか、少し嬉しそうな奴がいる
【往生要集】
(おうじょうようしゅう)
比叡山中、横川の恵心院に隠遁していた源信が寛和元年(985年)に浄土教の観点より
多くの仏教の経典や論書から極楽往生に関する重要な文章を集めた仏教書で1部3巻からなる。
死後に極楽往生するには、一心に仏を想い念仏の行をあげる以外に方法はないと
説き浄土教の基礎を創る。
また、この書物で説かれた厭離穢土、欣求浄土の精神は貴族・庶民らにも普及し、
後の文学思想にも大きな影響を与えた。
【巻上】 大文第一 厭離穢土--地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天人の六道を説く。
大文第二 欣求浄土--極楽浄土に生れる十楽を説く。
大文第三 極楽証拠--極楽往生の証拠を書く。
大文第四 正修念仏--浄土往生の道を明らかにする。
【巻中】 大文第五 助念方法--念仏修行の方法論。
大文第六 別時念仏--臨終の念仏を説く。
【巻下】 大文第七 念仏利益--念仏を唱えることによる功徳。
大文第八 念仏証拠--念仏を唱えることによる善業。
大文第九 往生諸行--念仏の包容性。
大文第十 問答料簡--何よりも勝れているのが念仏であると説く。(wiki引用)
【刀葉林絵図】
獄卒に追われた罪人がこの木の下に至ると
樹上に絶世の美女がおり、罪人に向かって「汝、如何で此処に至りて吾を抱かん」と罪人を誘惑
喜んだ罪人は争って木を上るが
木の葉は鋭い刃物となって身体を切りさき
罪人は自分の欲望によって、自らの身や心を傷つける地獄
長岳寺
http://www.chogakuji.or.jp/bunkazai/kaisetu/kaisetu.html
(引用)
もっと刀葉林と釜茹でと雪女と鬼女お願い