オカルト

【オカルト】絶対に部屋は片付けた方がいい

あんまり来ないし初めてだし怖くないかもだし、うまく書けるかはわからないんだけど
多分解決したんだろう?って思う話。

 

785: 本当にあった怖い名無し  ID:

あんまり来ないし初めてだし怖くないかもだし、うまく書けるかはわからないんだけど
多分解決したんだろう?って思う話。
前提で言うけど中途半端にみえる人で母家系が殆ど見えて、父の祖母の妹が神様っていうのをやっていた。
だから力あるから修行すればって言われるけども、は?めんどくせっていうタイプなんで中途半端。
時折夜中に誰かに手を握られたりうっかり握ったりするけど、睡眠第一。
そんなんなんで、時折変なことが起きる。

 

786: 本当にあった怖い名無し  ID:

で中途半端は中途半端にしかみないので、会った人しかみえないし、会った人によってはみえたりみえなかったり、けれどその人が遠くに住んでいてもみえるものはみえる。という気分的な能力値
でここから入ります。
久しぶりに年下の後輩と会ったんですけどね、会ったきっかけは忘れたけど数年ぶりで、ああ元気だったみたいな感じで話をしてたら結婚して子供いるって言われてマジで?なったっけ。
で当時流行ってたSNSとかで繋がって楽しかった覚えがある。
けれど時折おやっ……?ていう呟きがあったりしたのよほんの些細な日常のなんだけど、もやってくる。
もう一つ言うのを忘れてたけど、自分のみえるっていうのは目でみえるものでなくて頭に浮かぶ。最初いやー嘘だろないないって思ってたけど、そういう修行をして、祓う事の出来る(自分は出来ない)

 

787: 本当にあった怖い名無し  ID:

祓う事の出来る(自分じゃ出来ない)舎弟から「俺よりはっきりみえてますね」「マジで?」って、あーみえるんだってなった。
だから変だと思った、後輩の違和感。なので舎弟も共通友人だったので、連絡したんだよ。
そしたらみた舎弟が(みるやり方は違うみたい)変ですねってなって様子を見に行く事になった。
後輩は結婚して旦那の実家に入って暮らしていて、入りにくいなーとは思ったんだけど、玄関は一緒だけど舅姑は1階後輩は2階と完全別になっていてしかも居なかったからほっとした。
けれどそれよりも気になる事があったので、後輩に聞いた。

 

790: 本当にあった怖い名無し  ID:

「なーなしてこんなに玄関暗い?」
「やっぱり?」
玄関南向きなのに暗い、もやっとしてる。光が入ってるのに暗い。絶対におかしい。
ちょっと細工してみると明るくなった。2階に上がらせてもらい、お喋りして帰ろうとしたら、玄関暗い。
「なんでこんなに暗いのー?」
もう細工もう1回して帰った。
その後も後輩のSNS書き込みは普通なんだけれども、もやっとする。その度に行ったり舎弟も一緒に来たりした(話すのがメインだったけれども)
その時にみたものがある。10センチ位の小さい黒の服(なんていうかわからない)公家さんが優雅に笛を吹いていた覚えがある。勿論舎弟もみている。
公家さんは庭に居た。その庭はなんてことない庭だけれども、凄くキラキラしている場所だった。
庭はとてもいい状態なのに、玄関に入ると暗い。とても暗い。

 

791: 本当にあった怖い名無し  ID:

そして気になった方向があった。そっちに行ったのかそこが開いているかはさだかではないけど、気になった方は座敷だった。
座敷が物凄く暗い。そしてものがごちゃごちゃ置いてある。原因はこれだとはっきりわかった。だから直ぐに後輩に言った。
「この座敷片付けられない?」
「え?」
「片付けて空気の入れかえをしないと、この玄関の暗いのは良くならない」
「え?」
「それ以上に大変な事になる!」
無意識に言っていた。けれど後輩は嫁の立場で、舅姑が置いたものは勝手に片付けられない。

 

799: 本当にあった怖い名無し  ID:

無意識に言ってたけれど言って自分自身で怖かった覚えがある。後輩が勝手に片付けられないのもわかっていた。けれど言わずにはいられなかった。何度も忠告した覚えがある。
そしてその数年後に事件が起きた。
深夜の後輩が呆然とした呟きを発していた。うとうとしながらああ……って思った。これは今でも何とか防げたのではないかと、後悔することがある。
後輩の姑が自宅で首を括った。ちょうど暗いと思っていた玄関の奥の部屋だった。
姑さん更年期で少し欝になり、治療してて回復傾向にあった。
死んだ直後の姑さんをみたけれど、ぼーっと突っ立っていた。そして回りに群がる白い手がみえた。そして黒い巨大な山椒魚みたいなものもみえた。
呼ばれたんだと思った。ここの土地に居る贄を欲しがる神様がいる。実際近くでは自殺者が絶えないし、最近では殺人事件も起きている。庭に居る公家さんが来ないようにしてるのに、まだ小さいから守りきっていない。

 

803: 本当にあった怖い名無し  ID:

葬式が終わってから、舎弟と後姑さんの知り合いって人と挨拶に行った。
憔悴仕切った後輩とその義理姉(そういう系の人だって事を後輩から聞いている)が出迎えてくれて、柏手をうって(神道だったからね)少し話をした。
舎弟が「首を括ったっていうけども、俺は事故だって思う。たまたま弱っていたから食われただけ。今は状況がよくわかってないけれど、今に立ち上がる」
庭の公家さんをみたけど、疲れたように両手をついていた。
その後色々あったけれども、これ以上はあんまり言えないけれど、ぼーっと突っ立っていただけの姑さんはしゃんと立って、絡み付く白い手を叩き落とすようになっていた。
庭の公家さんは大きくなって笛でなく刀を持って剣舞する様になってた。
そして散らかっていた座敷は〇年祭でみんな綺麗に片付けたっていっていた。

この中途半端能力値はこのまんま適当にやってくし、もう後はここには来ないけども一つだけ言わせて欲しい。
絶対に部屋は片付けた方がいい。空気の入れかえもできるならした方がいい。変な澱みが出来る事もある。後輩のはたまたま土地柄が悪かったせいもあるけれど、部屋を綺麗にしていたなら防げたかもしれないから。

 

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