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【怖い話】夜間のコールセンターのバイトをしていた時の話

10年ほど前、夜間のコールセンターのバイトをしていた時の話

20161126c

630: 本当にあった怖い名無し  ID:

10年ほど前、夜間のコールセンターのバイトをしていた時の話

1)まだ入ってすぐ位の頃
電話の対応をしていると、背中から腰あたりを突然冷たい手で触られた気がして
振り返ると誰もいない、というのを繰返した。
俺の様子がおかしいのに気づいたリーダーが
「そこ、触られるでしょ。場所移動してもいいよ」と声をかけた。
「よく出るんすか」と聞いたら「その席だけね」と答えた。
以後その席に座らないようにした。
痴女の霊だろうか。
ある種の需要はありそう。

2)原因不明の事件
いつものように仕事をしていると、突然、電話の向こうから「きらりーん」みたいな音がしたと思うと
相手の声が「がっげっうっばっまっ」みたいな変な聞こえ方がするようになった(上手く表現できなくてすまん・・)
当然聞き取れなかったので、謝って再度言ってもらおうとしたところ
突然切れた。
周囲を見ると皆同じようなキョトンとした顔をしていて、「消えた」「きらーんって何?」と一斉に喋りだした。
多分、混線とかそういうのだろうと思うんだが、何せ夜中のコールセンターだったので色々考えてしまった。
その後、しばらくして普通に電話が鳴って、普通に聞こえるようになった。
ただ不思議なことに、その「注文途中で切れた客」からの苦情が一切なく
その後、商品が届かないという苦情も来なかった。

 

631: 本当にあった怖い名無し  ID:

3)これは直接俺が関係したわけじゃないんだが・・・

コールセンターはフリーダイヤルなのを良いことに
頭のおかしい奴が電話をかけてきたり、長時間ねばったりする奴がいた。
例えば、女性向けの下着の通販で、女性に対して付け心地を聞いたりサイズを聞いたりする変態から
出ると突然歌いだすおばさんとか、とにかく色々でブラックリストみたいなものがあった。

その中で一人、ある男性に執着したおばさんがいて
他のやつがとると「Aさんに変わって!!」と指名する。
いないとそこからギャーギャー喚いて1時間くらい粘る。
変わったら変わったで、そこからAと世間話をしようとする。
一応客商売なので無碍にできず閉口する。

ある日、いつものようにAが対応していたんだが、Aの様子がおかしい。
目が泳いでいて、こっちに助けを求めているように見える。
リーダーに伝えて交替したらまたギャーギャー喚いていたが、とりあえずリーダーが適当に対応していた。
Aにどうしたのか聞いたら
「おばさんがいきなり、『あんまりコンビニ弁当食べちゃだめよ。昨日も仕事帰りに買ってたでしょ。
三日連続で同じお弁当買うのはやめたほうがいいわ。サラダも買いなさい。
自転車通勤はやめて歩いたほうが健康に良いわよ。最近少し太ったみたいだし。
そろそろ、去年着ていた茶色のピーコート出したら?寒くなってきたし・・」と
Aの私生活に突然干渉してきたらしい。
しかも、すべて当たっていて、茶色のピーコートも当然持っている。
Aがおばさんの電話の対応をしだしたのは半年ほど前からなので
ほぼ1年前にきていたコートを知っているわけがない。
それ以外にもAの私生活を知っている話を一方的に繰返して(2年前に別れた元カノの話とか)
Aが驚いて挙動不審になった。

たまたま近所だった可能性もあるけど、そんな偶然ってあるか?
その後Aは仕事を辞めておばさんからの電話も途絶えた。
未だに謎の事件

 

632: 本当にあった怖い名無し  ID:

4)個人的に一番怖い話

ここのトイレが人感センサーみたいなので
人が入ると自動的に点灯するんだが
うっかり長時間うんこで動かないと勝手に消える
その後、便器に座ったまま両手を振ったりして感知させようとするんだが
何故かまったく点かない

結局真っ暗なままうんこを終わらせ、手探りでトイレから出た
トイレからでようとしたところで突然点いたので
「なんだ。入り口にしかセンサーがないのか?」と思って振り向いたら
後ろに人がいた、が一瞬で消えた
一瞬だったので詳細はわからないけど、紺色の服を着ていたように思う

俺より後に人が入ってきたらセンサーが働くはずなのに点いていなかったから
多分幻覚か妄想かなんだろうけど、マジで怖かった・・・

 

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