奇妙な話

【奇妙な話】古い骨と私の「妊娠」の繋がりは?

2016-07-13_185525

二年ほど前に遡ります。

私は父が経営する土建屋で事務をしています。
今は兄が実質の社長ですが、やはり父の威光にはかないません。

そんな父の趣味が発端と思われる出来事です…。

 

 

父は、自ら所有する山にどうやら「ログハウス」を建てたいらしく、元々、日曜大工が趣味であった父ですから、中古の重機を購入しとダンプを友人の土建屋さんから借り入れ、本格的に基礎工事まで着手するようでした。
週に一度の休みを利用して、父はまめに通っていました。
着手してから、数ヵ月後。

 

父「○○(母の名前)~、警察よんでけれ」
母「え、え、え?なしたの?」
父「骨出てきたから、警察に電話してけれじゃ」
母「ぇえぇ、殺人事件?」
父「いいがら、はやぐ」
(父は、未だに携帯を持とうともしないので、

 

わざわざ山から40分かけて自宅に。

母は用心の為と携帯を持たせているのですが意味なしですよね。)

警官が三名やって来まして、父はその現場を案内する為先導することに。

 

私も休みでしたから、興味本位で同行する事にしました。
現場に到着しますと、散乱している白骨が飴色に変色した骨が剥き出しになっていまして足枷があり、それに鎖が繋がっているのも見えました。
素人目にも古い骨だということはすぐわかりました。
事件性の有無などの確認の為なのか、父は細かい質問を随分受けていました。

 

 

 

514: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 23:24:30 ID:TGwkFCOi0

検死官もその後、到着しまして、とても古い骨であると言う事。

事件にしてもとっくに時効を迎えているであろう事から、意外なことに…。

 
警察官「申し訳ないですが、そちらで処分ねがいます」
私も一瞬呆気にとられましたが、父は元々豪胆で、父「したら、こっちで坊さん呼んで供養してもらうわ」と、果物用の木箱に骨を入れ始め、
(検死官と警察官も手伝ってくれました。)

 

その日は、その骨を檀家の住職さんの所へ持ち込み

 

無縁仏として供養して頂くことにして貰いました。
(その枷と鎖は、まだ寺にあるはずです。)

 

豪胆な父は、その後また現場へ戻り作業の続きをしようとしたので、心配になり、父が帰宅するまで一緒にいました。
帰宅する時に、体が異常にだるかった事を覚えています。
父母と三人で、昼間の奇妙な事件について食卓を囲みながら話、私は体がだるかった事もあり、入浴の後、父母よりも先に寝ました。夢を見ました…。
***夢の内容***
なぜか私は、木製のリュックというか
箱を背負い石を運ばされています。
朝早くから、日が沈むまでそれは続き
やっと開放されたと思えば、
小さな掘立小屋のような所に押し込められ
寒さと、飢えを感じながら床に着く。
そして夜中に、口を押さえ付けられ
代わる代わる犯される…。
**************
朝起きると、汗びっしょりで
変な経験したから、あんな夢みたのかなぁ
くらいに考えていました。

 

 

515: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 23:27:41 ID:TGwkFCOi0

それからも、三日おきくらいに「同じ夢」を見ました
一月ぐらいの間ですが。それから三ヶ月後、生理が二回も来ないので婦人科にいくことにしました。
医師「○○さん、妊娠の可能性があります。」
私「え?どういう意味ですか?」
医師「詳しいことはこれからの検査が必要ですが。」

 

私は当時、彼氏も居ませんでしたし、「妊娠」なんてありえませんでした。

 

その事を医師に伝えますと医師「皮様嚢胞かも知れないので、後日またいらして下さい」
夢の事が何より怖かったですし、聞いたことも無い病名でしたので不安で不安で、その日は会社でも仕事が手に付きませんでした。

 

その日の夜、急に子宮の辺りに激痛が走り動くこともままならなかったので、母に救急車を呼んで貰い、昼間受診した病院へ向かいました。
ストレッチャーの乗せられ、車内で唸りながら病院に着くのを待ち、意識が遠くなりそうになった時…。

 

こう、子宮が蠢くような感覚と共に、何が出るようなきがします。

また痙攣のような感じと一緒に、私の入り口から「赤みがかった半透明なゆでたまご」のようなものが5~6個ぼろぼろと出てきました。病院に着く頃には、痛みも和らいで来ましたが
まだ意識は朦朧としていました。
(その水風船のようなものは救命士の方が医師に手渡してくれたようです。)

翌日のお昼近くになってから、

 

私は意識を取り戻し、医師にあれはなんだったのか。

 

という質問をしますと医師「皮様嚢胞というより、胎児が分裂に失敗してあのような形になる事があります」
私「でも、本当に心当たりがありません」
医師「そう気に病まずに、嚢胞の一種かも知れませんし後で悪性でないかどうかお知らせします」
結局、悪性ではないことがわかりましたが、どうしてこうなったか、医師に尋ねても「よくわからない」と言った返答しかありませんでした。

 

516: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 23:29:26 ID:TGwkFCOi0

そして、その一週間後。
またあの、リアルな夢を見ます。
立て続けに三日間も。

 
本当に怖くて、父母に相談した後、心療内科にもいってみましたが「特殊な体験の後の、珍しい疾患を患った訳ですから、
悪夢をみてもしょうがない」とだけ言われ薬の処方を薦められましたが、どうしてもそういう薬には抵抗がある為なるべく考えないように、生活を送ることにしました。

 
そして三ヵ月後…。

 

また生理が止まり、婦人科にいきますと…。

 

医師「前回と同じ症状ですね」
私「…。」
とにかく私は、怖くて怖くて、すぐに摘出してもらうよう頼むことにしました。

 
でも、前回は上手く出てきたからいいものの、普通なら手術が必要ですし、「掻爬」もリスクが大きいので薦められないとの事。
その一週間後、また前回のように痛み出し意識が朦朧とする中、「ソレ」を排出…。

気が狂いそうになりましたし、理由もわからず、なぜこんな病気に罹ったのか今でも私は、この病気に苦しめられています。
枷と鎖があった白骨は、お寺で供養したはずなのに…。
病気の発症と、妙な出来事が重なっただけかも知れませんが、今も時折、あの「夢」を見ます。

そして、生理が今月も来ません…。

 

 

517: 本当にあった怖い名無し 2009/09/14(月) 23:30:16 ID:TGwkFCOi0

誰か、似たような境遇の方がいましたら、レスお願いします…。

 

544: 本当にあった怖い名無し 2009/09/15(火) 02:00:06 ID:yu6E/adzO

>>517
失礼ですがこれ真面目な話しなら、かなり深刻な事態ですな…
とりあえずその足枷の付いた無縁仏となってしまわれた方を特定する事、その遺骨を納めたお寺さんに事態を説明する事をしては如何でしょうか…
そして病気の原因をやはり皆さんのレス通りに大学病院で見て貰った方が宜しいかと…
別に脅かす訳ではありませんが、既に亡くなってしまっている方が今生きている人間にこれ程の霊症を与えるとは凄まじい怨念があるのかも知れません。
もし、どうしても気になる様でしたら漫画家のつのだじろう氏に連絡を取り霊能者を紹介して貰っては如何です?
あの方は本物の霊能者を知っている筈ですから…

 

546: 本当にあった怖い名無し 2009/09/15(火) 02:01:16 ID:U2oeA6Op0

>>544
あんまりいい加減なことを書くなよ

 

550: 本当にあった怖い名無し 2009/09/15(火) 02:08:44 ID:yu6E/adzO

>>546
別にいい加減な事は書いていないよ。
病気であるならば早急に適切な治療を受けられた方が良いし、仮に万が一その無縁仏の方絡みで病気を発病してるのであればこれ又早急に対処すべきでしょ?
病気である事を祈りますと言うのは些か不謹慎ですが、まずは大きな病院で診察を受けその上でお寺の住職さんに相談すべきと思います。

530: 本当にあった怖い名無し 2009/09/15(火) 00:21:39 ID:dpfE6ZjRO

>>513
これは怖いな
普通は全国回ってお祓いするとこをしないのも怖いな

 

531: 本当にあった怖い名無し 2009/09/15(火) 00:24:07 ID:Qjn80SlP0

>>513
以前、姉がかかったことがあるのは「卵巣嚢腫」という呼び方でしたが
たぶん同じだと思います。
姉の場合は不正出血で診察を受けて見つかりました。
小さかったので開腹しなくて済みました。
お医者さんの話ではそんなに珍しい病気ではなく、
誰にでも起こりうることなので、むしろ気をつけなさいという感じでした。
なので、姉もとても気軽な気持ちで治療を受け、今のところ再発もないです。

たぶん、あなたの方が症状が重い感じだし、怖いことがあった後で
余計精神的に負担がかかってるみたいに思います。
とても失礼だけど、そのお医者さんのちょっとあやふやな診断とか
何やら珍しい難病みたいな言い方にちょっと不信感です。
誰かが言ってるように、違う病院を訪ねてみてはどうでしょうか。
とにかく病気のことだけでもクリアできたら少しは気分的に楽になるのでは?

 

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