怖い話

【怖い話】亡くなった男の子とノックで会話をしてみた

2016-05-06_160237

3年前の話で、あるアパートで暮らしていた時のことです。

そのアパートは一階建てで、部屋が横に三部屋並んでいます。
一号室、二号室、三号室といった具合です。

 

大きな交差点が近くにあるため、騒音になかなか慣れず、 車が少なくなる十二時すぎにしか眠りにつけませんでした。

 
引っ越してきて十日程して、あることに気がつきました。
毎晩十一時半を少し過ぎると、きまって誰かがドアをノックするのです。

 

よく聞いてみると一号室から順に三号室まで、 「コンコン、コンコン、コンコン(1から3まで二回ずつ)」と、こんな感じに。

しかし、このノックもほっておけば何事もなく、ただ通り過ぎるだけでした。

 

毎晩毎晩のことで気になって仕方がありません。
それにノックの最中に人の足音がないということも気になって、 直感で霊と判断しある霊能者に相談しました。

直感は当たっていて、ノックをしているのは すぐ近くの大きな交差点で事故に遭った4歳の男の子で、 成仏しきれずに話し相手を探しているのだとか。

実際に新聞で事故があり、確かに4歳の男の子が事故にあってます。

 

437: 本当にあった怖い名無し 2009/07/18(土) 18:35:18 ID:FLHbvI+20

霊能者によれば、ノックをやめさすには誰かが話し相手になってあげて、 話を聞いてやればいいとのことで、早速話し相手になってあげることに決めました。
ただし霊能者曰く、絶対にドアは開けるな、とのこと。

 
その日の夜、いつも通りノックがきました。

 

一号室、二号室、そして私の部屋・・。

 

 

勇気を出して「コンコン」の後に「コン」と返しました。

 

その後二人の間でルールを決めました。

 

YES=ノック一回、NO=ノック無し。数字=回数。

私: 「可哀相に、交通事故だって?」
少年: 「コン・・」
私: 「いくつ?」
少年: 「コン、コン、コン、コン」
私: 「四つか・・・。お父さん、お母さんは一緒?」
少年: 「・・・・・・・」
私: 「そっか・・一人か・・お兄ちゃんが供養してやるから、成仏してくれるか?」
少年: 「・・・・・・・」
私: 「(ちょっとピンチ)あ、そうそう友達はできたか?」
少年: 「コン。」
私: 「それはよかったじゃん!今来てるの?」
少年: 「コン。」
私: 「ふぅん、そっか。何人いるの?」

ドア: 「ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!」

 

あまりの怖さに布団に包まってしまいたよ。

しかし、この日を境にノックはされなくなったのです。

少年は成仏したくないと言ったはずなのに・・・・・

 

 

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