【怖い話】とある塾に通っていた時の話

21: 本当にあった怖い名無し 2015/05/22(金) 02:38:54.67 ID:WVDazCiw0.net

 

人生で1回体験した不思議な出来事です。25年前の話です。

tobira
なんの工場か書くと特定されてしまうので、何の工場かは伏せます。

中1になって、仲の良い遊び友達二人は塾に通い始めました。
その友達二人は同じ塾に通っていて、俺にも「塾へ来たら?」というので
親に頼み、その塾へ行かせて貰うことにしました。

その塾は昔、火災を起こした工場(総鉄筋コンクリート作り)の端、4階に
ありました。工場はどの階も仕切り壁はなく建物の端から端までの1部屋と
なっていると聞きました。そしてその塾の教室は、新たに簡易的な壁を建てて
部屋を作っていました。

その火災を起こした工場ではパート従業員の婦人や老人が
働いていて、大勢の方が亡くなられたと聞きました。50年以上前の火災です。
その火災が原因で廃業し、建物は20年以上空きとなりました。
窓は全て取り払われ、木の板が貼り付けてありました。
塾の教室だけは窓を取り付けてありました。

 

22: 本当にあった怖い名無し 2015/05/22(金) 02:40:08.71 ID:WVDazCiw0.net

塾の教室へいくには建物の端にある建物と同化したコンクリート製の
階段(非常階段)を登ることになります。塾は夜の7時から始まります。
塾の初日、冬も近い秋の夕暮れ6時半頃、僕は1人で4階の教室に向かいました。

階段の段1つが大きめで急な、らせん階段状(階段に中階があるようなタイプ)の
階段を登っていると今、何階なのかよく分からなくなるのです。しかも足音が
響くため、誰かに後ろから付けてこられているような気味悪さがありました。

ハアハア言いながら登りました。ここは何階だ?何も書いていませんでした。
多分3階の鉄ドアだったと思います。ドアノブに手を掛けると鍵がかかっていて
回せませんでした。もう一つ上の階なんだけど、なぜか4階を素通りしてしまい
5階の鉄ドアの前まできました。ドアの向こうから微かにワイワイと人の声が
聞こえました。 「あ、ここだ。」そう思ってドアノブに手をかけ何の疑いもなく
ドアノブを回しました。回せました。

 

23: 本当にあった怖い名無し 2015/05/22(金) 02:41:14.57 ID:WVDazCiw0.net

鉄ドアを開けると、声がパッと消えて、外の夕暮れの薄明かりが真っ暗な部屋の
5m先ぐらいまでを映しだしました。何らかの道具が埃をかぶって散乱してました。
30m以上ある吸い込まれそうな程、真っ暗な部屋。

今の声はなんだ? 正直、僕は腰が抜けそうな程、ビビリました。
急いで1階まで階段を降りました。その降りている最中も足音が響いて
追いかけられてるような感じで、すぐ背後にも気配を感じました。
階段から転げ落ちそうでした。

イヤだけど行くしかないという事で、今度はちゃんと1階、2階と確認し
4階の鉄扉を開けると、蛍光灯の明るい部屋がそこにはありました。
しかも静かでした。

塾は1年通ってやめました。建物はその3年後ぐらいに取り壊されました。

 



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コメント欄
  1. 怖い話の名無しさん より:

    五階まである建物なのに四階だけ塾で、後全部空き室ってのもおかしいな
    塾の経営者は変人なのかも

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