【少し怖い話】だんだん 怖くなってきた

890: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 06:41:31.53 ID:

3年前、まだ高校2年だった頃の話だ。

趣味がロードレーサーで遠出することで、大型連休にはいれば必ず従弟の家に遊びに行ってた。
それで夏休みの入りたての頃、従弟の家に向かう途中で一面田んぼだらけの道があって、走ってたらなんか白いものが左のほうでうねうねしてたんだわ。

 

10: 本当にあった怖い名無し 11:53:10 ID:2OFw7Ibf0

 

 

891: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 06:59:14.95 ID:

はっきりと見えなくて蜃気楼か何かで作業してる人が歪んでんのかなーくらいにしか思わず、そのまま従弟家到着。

だいたい昼頃だったから一緒に飯を食べて従弟に何気なくその話をしたんだ。

俺:「なんか田んぼでうねうねしてんの見たわーw」

従弟:「マジで!見にいかね?」

そんな感じで話をして行くことにした。

二人で自転車こいでそこに向かう途中、従弟父が道の反対側から歩いてきて、「おお!○○(俺)!いらっしゃい。今からどこにいくんだい?」

俺:「さっき田んぼで変なの見たんすよwwうねうねしてんの今からそれ見に行きますww」

そう言ったら急に険しい顔になって、「絶対に見に行くな。近寄るな。いいな?」と。

ちなみに従弟父は優しいが怒ると怖いのでそこは黙って頷いて一緒に来た道を戻った。

 

892: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 07:34:42.46 ID:

がしかし、高校生真っ盛りの二人がそんなこと言われたら余計に気になって気になって仕方がない。
だから従弟父が家に入るのを見計らって二人で全力でチャリをこいであの道へ向かった。

5分もしないうちに着いた、というより、いた。

さっきよりも若干大きく(近く?)、これは蜃気楼じゃないなと思った。

俺:「ほら!いたじゃんあそこ。うっわwめっちゃうねうねしとるわww」

従弟:「やっべぇwwwマジだわ」

話しているうちにも段々でかくなってるように感じたんだが、この頃は気のせいだと思ってたんだ。

で、そのうち明らかにさっきよりもでかくなってることにやっと気がついた。

従弟:「なんかこっち来てね?気味悪いわ」

 

893: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 07:36:03.49 ID:

俺:「ホントだw気持ち悪ぃなオイ」

気味が悪くなって二人でチャリにのった瞬間、ガサッて音がした。
振り向いて見るも誰もいない、よく見ればうねうねもいない。
とりあえず二人で帰ることにした。

帰り道だべりながらゆっくりと走っていると、こんどは右のほうに俺らと同じくらいの速さで動いてるやつがいる。

そいつはうねうねしながら移動を続けていた。
あの時は冷や汗が止まらなかった。

とりあえず得体の知れない恐怖感から逃げようと、必死でチャリをこいだ。

家に着くと家の前には従弟父が立っていて、「行ったな?見たな?」と言われて、ゲンコツをもらった。
すげー痛かった。

 

894: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 08:23:23.84 ID:

そのあと家の中に引っ張られてとりあえず塩をぶっ掛けられた。
それから酒も。

それから夏だと言うのに、すぐ窓とカーテンを全部締め切ってあっつい中で正座させられた。

従弟父:「お前らは見てはいけないものを見た。今日それはこの近くにやってくるだろうが、家の中には入ってこない。だが、お前らを見つければ間違いなく連れ去ろうとしてくる。だから今日はカーテンを絶対に開けるな。外を見るな。それだけだ」

最初はなんだかよくわかんなかったんだが、まずいものを見たということだけわかった。

そこからは風呂も入れないし、トイレはペットボトルだし、何より汗臭くていやになりそうだったんだが、夜中の3時を回ったあたりからそんなもんは吹っ飛んだ。

外からザッザッザザッザ・・・と不規則な音が聞こえてくる。

 

895: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 09:07:51.91 ID:

気になってしょうがない

あけたい。
あけたい。
あけたい。

そうは思うが従弟父がいる前でそんなことできるはずもなく、気がついたら寝てしまって朝になっていた。

正直昨日の夜のわくわく感はハンパなかったんだが、朝になって思い出すととても気味悪かった。

 

896: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 10:23:21.11 ID:

従弟父いわく、「あれは普段人がみていいもんじゃねえんだ。注視すっとな、気持ちを引き込まれて帰ってこれなくなるんだ。よかったな、遠くにいて。」とのこと。

ほっとしたと同時に、カーテンの向こうが気になった。

にわの土が不規則な足跡でいっぱいになっていた。
鳥肌と冷や汗止まらんかった。

このあとは、従弟父の軽トラで荷台にチャリをのっけて送ってもらった。
とてもじゃないが田んぼを見る気にはならなかったわ。

それ以来従弟の家には怖くて行けねぇ。

 

 



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