【少し怖い話】こんなアパート100%あり得ない・・・・

45: 本当にあった怖い名無し 2017/05/26(金) 01:22:10.27 ID:

最近引っ越したアパートの隣人の事。
ここは学生や単身者がほとんどなので、引越しあいさつなどは特に無い。
(あいさつに行っても、生活時間がまちまちで会えない事が多いから)

 

10: 本当にあった怖い名無し 11:53:10 ID:2OFw7Ibf0

 

 

46: 本当にあった怖い名無し 2017/05/26(金) 21:12:34.82 ID:
自分が入居してしばらくすると、深夜隣から声がする事に気が付いた。
隣に住んでるんだから声がしてもおかしくないんだけど、ちょっと気になった。
H系かと期待していたがそうでもなく『なんなんだ、どうしてだ、やめてくれ』など。
毎日、毎日、繰り返される。

 

47: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 01:33:48.54

ある日朝の出かけに隣人と出くわした。
あいさつも兼ねて声を掛けてみた。
気弱そうだか人の良い感じ、聞くと近くの大学に通っているらしい。
一緒の駅を利用しているとの事だったので、その朝は雑談しながら行く事にした。
するとちょっと言いにくそうに彼は聞いてきた。
『引っ越してから部屋はどうですか?』
二階の角部屋で日当たりも環境もまぁまぁ、割と気に入ってると話すと
『いや・・・まぁ・・・そうなんですけど・・・』っとなんだかハッキリしない口調。
気にはなったが駅に着き、ホームが違うのでそこで別れた。

その晩も、その後もやはり深夜の声は続いた。

 

48: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 12:38:54.32 ID:
それからしばらくして、また朝一緒になったので
さり気なくその事を聞いてみる事にした。
『やぁ、この前はどうも。話途中で別れた感じで気になってたんだ』
しかし、彼はハッキリしない。
『最近調子はどう?そうそう、君は1人暮らし?それとも誰かルームメイトでも?』
彼の顔がこわばり『どうしてそう思うのですか?』っと聞いてきた。
『いや、夜中にさ話し声がね。だから』
すると、突然立止り彼は話始めた。
ようは幽霊がでるらしい。

 

49: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 15:53:13.48 ID:

夜中になると、寝ていようが起きていようが何者かが自分の部屋に現れると。
えぇー、ホントに?っとオドロキながらもちょっと信じられなかった。
彼は私の反応にちょっとガッカリの様子で、そのまま別れた。

そして、その夜事態は急変した。

相変わらずの夜中の声にしばらく耳を傾けていると
『やめろー、やめてくれー、助けて、ぎゃぁぁぁぁぁ』
思わず布団から飛び起きた、いつもと違う、様子が違う。

 

50: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 15:54:55.00 ID:

そう思って彼の部屋に行こうと玄関まで急いだが、
今朝の話を思い出して急に恐くなった。
そしてそのまま自分の布団に飛び込んで丸くなり、朝になるまで震えていた。
その後一切の物音はしなかった。

朝出かける時、彼の部屋の前を通ったが声を掛ける勇気がなかった。
でも何かあったら?いや何かあったのは確実だ、
でも最悪の状況だったら、死んでるとか・・・
いろいろな思いが頭の中をグルグル回り、
不安と恐怖で一杯でただただ駅までの道を進んでいた。

 

51: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 15:56:11.10 ID:

気が付くと、そこは駅前のアパートを紹介してくれた不動産屋の前だった。
私はとっさに飛び込み、昨晩の事を店主に話した。

店主は驚いていた。
私が入ってくるなりまくし立てるように話したせいか、
それとも理解できない内容だったからか。
『とにかく落ち着きなさい、ほらお茶でも飲んで』
っと、冷たい麦茶を出してくれた。

 

52: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 15:57:36.95 ID:

『えっと住所はどこだっけ?名前は?今台帳で確認するからちょっと待ってて』
じりじりした、彼が死んでるかもしれない、生きているなら
救急車を呼ばなければ、早く彼の部屋へ行かなければ。

なにやら書類を確認していると、急に店主は落ちつかなくなった。
そして私にも一緒にと言うと、急いでアパートまで向かった。

部屋の前に来ると、店主も一瞬ためらいながらドアをノックした。
返事は無い。

 

53: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 16:36:09.09 ID:
『おい、居るのか?居るなら出て来い!』反応は無い・・・
私は彼が息絶えて倒れている姿を想像して寒気がした。
店主は鍵を開け、そしてゆっくりとドアを開いた。
『なぁーんだなんともないじゃないか!』その声に、私は一気に安堵した。
よかった生きてたんだ!何ともなかったんだ!
そう思うと、早く彼の顔が見たかった。

 

54: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 16:50:08.37 ID:

『驚かすなよ!心配したぞ』そう言って部屋に飛び込むと

部屋はもぬけのカラだった・・・・

店主はまだ借りての付いてない部屋から深夜に声がすると聞いて、
何者かが忍び込んでいると思ったらしい。
ワンルームの為、玄関から様子はすべて分かるのだか一応部屋の中を確認し、
店主は安心していた。
『気のせいですよ、他の部屋か外の声でしょう』っと言ってさっさと帰っていった。

 

55: 本当にあった怖い名無し 2017/05/27(土) 16:51:44.10 ID:

じゃぁ、あの声はなんだったんだ!?それより彼は誰なんだ!?
彼が幽霊に会ってたんじゃなくて、私が幽霊に会ったのか?
もう訳が分からなかった、その時他の部屋のドアが開いた。
『おはよーございます』住人らしい男に声を掛けられた、しかし私は走って逃げた。
彼もまた幽霊かもしれないと思うと、恐怖でおかしくなりそうだったからだ。

私はすぐにそのアパートを引っ越した。



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